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『護られなかった者たちへ』
著者 : 中山七里
2018/1/25出版
Kindle unlimitedで読みました。
Kindle版では全350ページ
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<内容>
仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、
手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で
発見された。
公私ともに人格者として知られ
怨恨が理由とは考えにくく、
警察の捜査は暗礁に乗り上げる。
そして2人目の被害者も発見され、
その関係を探るうちに見えてくる生活保護の実態。
誰が被害者で、誰が加害者なのか──。
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
本当に“護られるべき者”とは誰なのか?
(内容紹介より一部抜粋)
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生活保護とは
経済的に困窮する国民に対して、国や自治体が、
健康で文化的な最低限度の生活を保障する公的扶助制度である。(wikipediaより)
つまり、貧しくて生活がどうにもならない
人のための支援で、国民の税金から支払われます。
芸人さんのお母さんが不正に受給していたり
したことでニュースを見て知っていましたが、
もう少し深く知ることができそして、
本当に貧しい人達の行く末や、福祉事務所の対応など
普段の生活ではほとんどの方が知ることの
なかったものにスポットが当てられ勉強になります。
ミステリー小説として楽しめるうえに、
国制の闇の部分ついても知れるいい機会です。
実際ここまでひどいことはないというレビューもあり
全部を鵜呑みにしてはいけませんが、
多くの人に生活保護というものを知ってもらうにはとてもいい小説ですし、読むべき一冊だと思います。
コロナの影響でおうち時間多めなので、
内容のあるものを読むと満足感で気がまぎれる(*^^*)
いいものどんどん紹介します!
#おうち時間
#読書
#kindleunlimited